カウンセリングのポイント

 カウンセリング、これが美容院で施術を受ける際に一番大事なことです。
どういう事かというと、ここで美容師とお客さんの会話・仕上がりイメージが噛み合わない場合、失敗する確率が高くなります。曖昧に済ませず、しっかりと自分の希望を伝えましょう。

 一番分かりやすい方法は、もちろんヘアカタログを見せる。
…なのですが、そのモデルと自分自身の顔の輪郭も違えば髪質も違うので(もちろん、長さ・形・量やウェーブのかかり具合などはそれにあわせてやりますが)、全く同じ・その通りにはならないと思った方が良いでしょう。

 これに関してはヘアカタログについて考えるということで触れていますが、あくまでも「こんな感じ」です。ただ、そのヘアカタログを見ることによって求める長さや雰囲気が分かりますし、そこからなら美容師側からお客さんに対しての知りたい情報が聞き出しやすいですよね。
話して伝わればいいのですが、なかなか伝わらないこともありますので、「こんな感じ」を見せた方が分かり易いです。ヘアカタログを使わなくても、今はスマートフォンがありますから、自分の希望に近い画像を見せるのは簡単でしょう。

 また、言葉って難しいもので、自分のやりたいスタイルを言葉でどう表現していいか分からないこともありますし、お客さんが使ったスタイルの用語が間違っている場合もあり(これで痛い目見たことあります 笑)、見た方がイメージをつかみやすいし、正確です。

 今は携帯の画像で見せてくれる人も多いですが、切抜きを持っていくのが恥ずかしい人は美容院にあるヘアカタログを利用しましょう。さすがに置いてないってことはないでしょうから。恥ずかしがらずに、なりたいイメージを堂々と伝えてください。


 でも、ヘアカタログに好みのヘアスタイルがないってこともありますよね。ヘアカタログ無しでいくなら、とりあえず長さを伝えればあとは美容師が必要な情報を質問してくれるので、勝手に進めてくれます。

 このカウンセリングの時点でしっかり美容師に伝えないと、危ない橋を渡ることになるかもしれないので注意しましょう。その他、毛先がハネるのが嫌とか、広がるのが嫌とか、ワックス付けてもペタッとしちゃうのが嫌とか、直したいところを伝えてみたり、髪を伸ばしてるけど手におえないからいい方法はないかとか聞いてみたり、手入れが楽な方が良いとか要望を言ってみれば美容師の方から提案がもらえるはずです。

 自分がどうなりたいのか、もしくはどう見られたいのか、ハッキリとしたイメージを持っている人の方がゴールが明確なので、失敗は少ない傾向があります。

 あまりお勧め出来ないのは初対面の美容師なのに「おまかせ」。
なぜならヘアスタイルは人によって好みが違いますし、その人のライフスタイルによっても向き不向きがあるからです。

学校の校則は?部活では?職場でも問題ない?
普段スタイリングする?しない?
ちゃんとドライヤーで乾かす?自然乾燥?・・・等。

 いつもやってもらっている美容師なら、好みもライフスタイルもだいたい把握しているでしょうから、失敗は少ないと思います。ですが、ほとんど情報を与えていない状態で「おまかせ」はしない方が無難だと思います。本当にどういった仕上がりでも構わないのであれば、挑戦してみてもいいかもしれませんが。

 失敗の原因は、ほとんどカウンセリングにある。美容師はお客さんの要望を聞いてください。お客さんは美容師の説明もよく聞ください。お互いに・・・です。


 そしてこの先も重要です。今は多くの人が髪を染めたり、パーマをかけたりしているので、そのぶん髪が傷んでいます。
その傷み具合、元の髪質、今の髪の長さ・量ではお客さんが求めるヘアスタイルにするのは無理な場合もありますし、それ以前にお客さんから求められている事が理論的に考えて無理なこともあります(詳細はそれぞれの技術で書きます)

 無理なものは無理、難しいことは難しい、やることによるリスクもはっきり言ってくれる美容師は信頼できます。リスクを覚悟でやるとしても、難しくてもやるからには精一杯頑張ってくれますし、むしろその挑戦を楽しんでる美容師も多いです。

 カウンセリングは大切なのでもっと書きたいのですが、すべてのテーマに通じることなので技術や美容の理論を含めたことは、それぞれのページで書いていきますので、参考にしてください。