低料金化による影響

 ここでは、最近増えている安い美容院による影響を書いていきたいと思います。

 低料金の美容院だと比較的、アシスタントからスタイリストになる期間が短いように思います。アシスタントの下積み期間には個人差もありますから一概には言えませんが、低料金の美容院の場合技術チェックの項目が少なかったり、技術チェック自体が甘かったりするように思います。

そこでスタイリストに育ったとしても、ある程度自分で勉強しないとほかの美容院で働くのは厳しいかな・・・という場合があります。

低料金の美容院だとどうしてもスピード重視の効率的な働き方になるので、知っておくべき理論的なことを教わらないで育ってしまっていたり、中には技術的な面でこれは無いでしょ・・・っていう仕事をしていたり。

 考えようによっては、何とかなっているからそれでもいいのでしょうが、未熟なスタイリストに育ってしまうことも多いです。結局はお客さんに迷惑がかかってしまいますよね。

 もちろん、下積み期間はきついですから短い方が良いし、待遇面でも速くスタイリストになりたいと思うのは自然でしょう。それは仕方のないことだと思います。
…といっても、低料金の美容院はスタイリストの方がアシスタントよりも多い上に、ほとんどのスタイリストがスタイリストになってから美容院を移ってきているので、だいたいは大丈夫です。

こういった事も踏まえて低料金の美容院を利用してください。
低料金の美容院はあまり勉強会が無かったり、新しい技術に疎いパートさんが多かったりしますので、新しい技術・薬を使ったものはちょっと危ない場合もあります。

それ以前に、今多くの技術・薬剤が出てきていますが、美容師自体が使いこなせていないという面も多いと思いますが。

だから必要以上に髪を傷ませてしまったり、求めるスタイルに仕上がらなかったりするのでしょうね。

技術が上手いのになぜ安い美容院で働くのか

 低料金の美容院にも上手い美容師さんはいる。
今回はなぜ上手いのに低料金の店で働くのか、についてお話ししたいと思います。

まず考えられる理由の根本は、美容師の労働環境はとても悪いという事です。
そんな中で、低料金の美容院は比較的お給料が良い傾向がありますし、勉強会やミーティングが少ないです。

また、その美容院自体が多店舗展開であったり、大手の美容院のセカンドラインでやっていたりするので、社会保険完備だったりもします。

そして、最近増えているのはフリーランス(自由出勤制)の歩合制で働く方法もよく見かけます。もちろん、自分を指名してくれるお客さんが多くいれば、その分自分に入ってくるお金も増えるでしょう。

 フリーランスの業務委託でやっている美容院は比較的低料金の美容院が多いです。
つまり、自分の時間が持ちやすくなるし、美容院によっては給料もいい・・・。

 ただ、せっかく苦労して身に付けた技術をこんなに安い料金でやりたくない、とも思うでしょう。料金が安いぶん、言い方は悪いかもしれませんが数をこなさないと稼げないという面もあります。
でも、やっぱり自分の時間も大事。お金ももっと欲しい。と思えば料金設定が低いお店でも働きますよね。

逆に低料金になれば余計なサービスはしなくなりますから、シンプルでやりやすいという方もいます。

価値観の問題ですよね。
正直、その料金なりの仕事の仕方(1人で何人かお客さんを掛け持ちで仕事したり、場合によってはスピード勝負)にはなるでしょうけど、こればっかりはしょうがないですよね。

その範囲内でもどれだけいい仕事ができるかはその技術者次第です。
また、どんな仕事の仕方が「良い」とするかもその人次第です。