ブロー・スタイリングについて

 ヘアスタイルがきちんと決まるかどうかはカットやパーマももちろん大切なのですが、何より一番大切なのはこのブロー・スタイリングです。

 せっかく上手く切ってあっても、的確なパーマがかかっていても、仕上げができなければ意味がないです。美容院でやってもらったようには仕上がらない、結局いつも通り・・・。パーマをかけたときなんかは特にそうだと思いますが、上手くいかない。

 もちろん、美容師はプロなので基本的に仕上げは上手いです。むしろみんなが美容師のように仕上げができてしまったら、美容師なんて必要なくなってしまいますから、そうでなくては困るのですが。

 では、どのようにすればいいのでしょう。
ブローとはいっても毎日ブラシを入れて・・・なんて面倒ですし、それこそ上手くできないですよね。

 そこでおススメなのは、ブラシの代わりにじぶんの手を使う、ハンドブローでやりましょう。でも、ここで紹介するのは誰でもできるように、ハンドブローというよりもただの乾かし方です。
 ただの乾かし方ですが、これが出来るのと出来ないのとでは、スタイリングの仕上がりがかなり変わってくるので、是非身に付けていただきたいです。


髪の乾かし方。ハンドブローのコツ

 ドライヤーを使って乾かす前に、タオルで水気をよ~くふき取ってください。根元をしっかりと、しつこいくらいにタオルドライしてから、最後に毛先の水分を取りましょう。

 ここからドライヤーを使います。
ちなみにおススメのドライヤーはこれ↓

 多くの美容院・美容師に使われています。私もNobbyのドライヤーを10年使っていますが、未だに壊れていません。また、マイナスイオンが出るドライヤーは髪の乾きが早いし、髪がサラサラに仕上がります。プロ用のドライヤーなのでパワーも十分で、いい意味で無難で使いやすいです。

 では乾かし方の説明です。
まず首ごと曲げて下を向き、ドライヤーは頭の後ろからあてます。後ろから前へ、です。 顔側から後ろへはあてないでください。
 
その理由は、頭は丸いので後ろからドライヤーの風を当てれば、頭の丸みに沿って乾かすことになるので、ブローをした時のように髪に丸みをつけることができます。(前からドライヤーの風を当てると、丸みに沿って乾かすのは難しくなるので、逆に毛先がハネ易くなります。)つまり、髪が内に入りやすくなるから収まりが良くなります。外にはねたり、うねったりしにくくなります。

 また、このような風の当て方をするのと同時に、ドライヤーを持たない方の手は頭皮を軽くこすりながら乾かしてください。もちろんこれも全体的にです。根元のどこを乾かすのにも、必ず指先で擦りながら乾かします。
このように乾かす理由は、こすって乾かすと根元の生え癖がとれるからです。クセが取れれば、毛先がはねずに、まとまりやすくなりますよね。

 もちろん美容師は乾かす時にやっています。根元はこする、左右に振る・・・はブラシ入れる前のハンドブローの基本ですから。

 そして、必ず乾かすのは根元から。根元が乾ききれば、髪の中間まではもう乾いているでしょうから、あとは毛先を乾かすだけです。

根元から乾かす理由は、水分は重力で下に移動するので根元から乾かさないと、結局毛先に水分が来てしまうからです。根元から乾かさないと、なかなか乾きませんしボッサボサになります。 その為、毛先は最後に乾かしましょう。


まとめると、下を向きドライヤーを後ろからあて、頭皮をこすりながら根元から乾かす、ということです。

 これで乾かせばかなり髪は扱いやすくなると思います。簡単なのでぜひやってみてください。

 髪がショートの方でも、男性のような短い髪でも効果的な乾かし方です。
根元の癖がとれるので、トップがぺったんこにならないし、スタイリングもしやすくなり、ふんわり仕上がります。 ワックスなどで根元から無理やりボリューム出さなくてもいいので、ワックスで仕上げやすいです。

 ワックスをつけるときは、適量を手のひら全体に広げて中間~毛先(毛先中心)に付けてください。後ろと前の二回に分けてつけると、失敗が少ないです。あとはボリューム欲しい所は握る、いらないところは抑える、これだけです。

 女性のボブ・ミディアム~ロングのパーマスタイルなどの、パーマのウェーブ仕上げは、根元~中間の乾かし方は先ほどと一緒です。根元が乾いたら、パーマのかかっているところを毛先から握ってドライヤーの熱を当てる・ドライヤーを放す・少し冷ましてから握った手を放す、の繰り返しで乾かしていきます
この作業を繰り返しながらスタイリングしていくと、綺麗にウェーブが出せます。
もしくは毛束をデジタルパーマの仕上げのように、ねじって乾かすのも簡単なのでOKです。
ある程度乾いたら、ワックスを手のひら全体に広げ、手で握るように毛先~中間にもみこんで付ければ、完成です。

パーマのウェーブ仕上げは、髪が濡れている状態でムースもみこむパターンじゃない限り、慣れないと難しいので練習が必要かもしれません。頑張りましょう。


 ドライヤーを使う前には、洗い流さないトリートメントを使いましょう。
熱のダメージから髪を守ってくれたり、手触りを良くしたり、艶を出して見た目を良くしてくれます。


 これは匂いと見た目がお気に入りです。このにおいが嫌いっていう人は周りにはいないですね。匂いもそうなんですが、なにより見た目が可愛いので持ち歩きたくなりますね。
使用感も重過ぎなくて良いです。単に私がちょっとべたつきやすいのが嫌いなだけかもしれませんが。


 こちらはくせ毛の方におススメです。
このサイトでも何度か触れていますが、洗い流さないトリートメントをつけるならオイル系のトリートメントがおススメです。なぜなら、水と油は弾き合うから湿気や汗などの影響で髪がうねるのをオイル系のトリートメントだと防いでくれるからです。

その中でもこのトリートメントはストレート用なので、私も特に梅雨の時期なんかはよくお世話になっています。くせ毛の方、使うなら断然このオイルです。

ヘアアイロンを使う

ヘアアイロンでくせを伸ばすなら・・・

 これ、美容師始めてからいろんなプロ用アイロン使いましたがこれほどいい仕事してくれる使いやすいアイロンは、私の中ではありません。私にとって他のアイロンはどれも同じに感じるくらいです。高いけど、気に入り過ぎて8年前に自分の仕事用に購入。
普段使いならいくらでも安いアイロン売ってますし、ここまでのは必要ないかもしれませんが、お気に入りなので紹介しておきます。

カールアイロン・コテを使って仕上げるなら・・・

これは使いやすい、いい意味で無難で裏切らない。
32mmが一番使うサイズですが、短めの髪の方・ぐりんぐりんにしたい方はもう少し細めでもいいかも。


 ショート・ボブの方にはこれがおススメ。
毛先を内に入れたい・根本の立ち上がりが欲しいけど、火傷しそうだし髪が短くてカールアイロンで巻けない人には断然これです。

 火傷の心配がないですし、髪の毛はさんでテンションかけて引っ張るだけで毛先が内に入ります。また、根元の立ち上がりも簡単につきます。
 カールアイロンより使い方が簡単なので、不器用な方でも少し練習すればある程度は扱えるようになると思います。私もお客さんのブローをブラシでするよりコレの方が簡単なので仕事でも使ってます。



カールアイロン使うならこれも一緒に使うと綺麗にカールが付き、持ちもいいです。コスパも優秀です。

 ストレートアイロンの場合、温度が高い方が綺麗に真っ直ぐになります。
また、コテでカールをつける場合も温度が高い方がカールがくっきり出て綺麗ですし持ちもいいのですが、温度が高くなる分、髪へのダメージは大きくなるので温度設定には注意が必要です。

 髪のダメージが気になるなら、毎日のようにMAX温度ではやらない方が良いでしょう。熱処理された髪の毛についてを参考にしてください。